謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!
今日の遊戯王の感想。
サブタイトル §
第198話 「KCグランプリ終結」
あらすじ §
「シュトロームベルクの金の城」の能力によって、危機的な状況になる名も無きファラオ。
ジークによってテキストを書き換えられたカードは、ほとんどアンフェアなまでに名も無きファラオを苦しめます。
そのカードの維持コストは、相手プレイヤーがデッキの半分を捨てること。デッキからカードが引けなければ、負けになってしまいます。ほんの数ターン、デュエルが長引けば、負けは確定です。
名も無きファラオは、ロイヤルストレートスラッシャーを召喚します。このモンスターの特殊効果として、全てのカードを破壊する効果を発動させます。しかし、「シュトロームベルクの金の城」は破壊されません。モンスター効果も無効にされていたのです。
遊戯のデッキに残されたカードは1枚。
しかし、1枚のカードから、その半分を維持コストとして支払うことはできません。維持コストが払われない結果として、「シュトロームベルクの金の城」は消滅します。
「シュトロームベルクの金の城」が消えても、海馬コーポレーションのコンピュータを破壊するウィルスは止まらないと豪語するジーク。
デュエルは終わっておらず、更にこの状態から続ける遊戯とレオン。
そして、残りカードが1枚しか無く、レオンには強力なモンスターがいるにも関わらず、名も無きファラオは切り札のブラックマジシャンを召喚し、勝利します。
海馬は、メインコンピュータの修復は終わっていると宣言し、ジークは敗北にうちひしがれます。
KCグランプリは終了し、遊戯がチャンピオンであると宣言されます。
遊戯一行は、ようやく日本への帰途につきます。
感想 §
よくもまあ、こんなに都合の良いカードがデッキに揃っているものだ、と思わせる展開ですが。そんなことに目くじらを立てる人なら、とっくの昔にこの作品を見るのはやめているでしょう。やはり、ご都合主義でも嘘くさくても、爽快に圧倒的なピンチを覆して勝つ名も無きファラオを見るのが、遊戯王の醍醐味というものでしょう。
それに加えて、ジークを完膚無きまでに叩きのめす海馬の不遜な精神力も大したものですね。
今回の一言 §
今回は、みんなのアイドル、オータムマガジンでも人気が高いブラックマジシャンガールが早々に退場させられてハラハラさせられました。しかし、最後の見せ場でこれぞ切り札というブラックマジシャン登場となり、なかなか楽しませてくれますね。
今回の計算 §
デッキの半分を維持コストに払う、というのは、どれぐらい凄いことでしょうか。
仮に50枚のデッキがあるとします。端数は切り捨てと仮定します。1ターンごとに1枚ドローして、その分もデッキから減るとします。
以上の条件でデッキに残るカードの枚数を見てみると。
1ターン経過すると24枚になります。
2ターン経過すると11枚になります。
3ターン経過すると4枚になります。
4ターン経過すると1枚になります。
つまり、たった4ターンで、デッキに1枚しかカードが残らない状態になります。このカードをドローした次のターンで、カードをドローしようとしたとき、もはやカードが存在しないため、負けが確定することになるのでしょう。たぶん。